そのあと…



「てゆーか和が説得に協力してくれるとは思わなかったわー。」



助かった助かったと、にこにこ笑う渚さん。



「お前はてっきりあいつがでるのいやがると思ってたし!!!コンテストの後のこともあるしなー。」




…ん?



「え、コンテストの後のことって…ナンデスか??」



「は!?お前忘れたの???て、あーあれ3年だけの話し合いか……だから俺に協力したのかお前。」



申し訳なさそうに苦笑いする渚兄。



「え、どーゆう…」




「去年ミスコンミスターコンの後にあった告白大会って覚えてる??」



渚さんの言葉にうなずく。確かに告白大会はあった。



「それとどんな関係が…?」





「いやあれさー今年もやるってことになったはいいけど去年参加したいやつ多くてさー企画側が大変だったらしいんだよ。…だから参加条件をミスコンとミスターコンに参加したやつか、参加したやつにするやつのみってことになったの。」



この意味わかる?と渚兄。



それってつまり…そーゆうことだよな…?


「…茜に告白したいやつがいるってことっすか…??」