中田の心をおるには十分だった。 一瞬にして焦り出す中田。 「…うそだから一緒にまわってくれー‼」 予想を裏切らない中田の叫びは教室一体に響き渡る。そんな中田に最後の一撃を食らわしたのは拓だった。 「中田くん。嘘はうまくつこうゼ。」 キランと効果音がなりそうなほどの笑顔と一緒に中田にむけた言葉に私たちの我慢は限界をこえる。