「ふふ、...先輩、私は「待って」


此方もつられて微笑みを浮かべ、言葉の続きを紡ごうとしたとき、春太先輩の指が私の唇を制した。

驚く私に、春太先輩は目を細める。



「七瀬ちゃん、だから__」


春太先輩が何かをいいかける。