_結城side



咄嗟に手がでた。

その痕が、まるで七瀬は生徒会長のものだと示しているようで、面白くなかった。


__ならば、自分の印をつけてしまえばいい。


冷静に考える暇もなく、気付いたら、七瀬の白い肌に、俺の赤い印が、くっきりとついていた。