3人はアパートに戻った



「幸大君、今日はもう遅いから泊まっていきなさい。」

「いや、でも…」




「あずさ、風呂を沸かせ。」

「はい!」






風呂

「どうした?」

シンジが言う


「…そいつが本気になったら俺の腕より大きくなりますよね…?」

幸大がシンジの下半身の一部を見ながら言う


「幸大君はそっちの気があるのか?」

「まったくないですよ…。」


「なら、君くらいの方がいい。

君のも小さくはないさ…それに、このサイズだとなかなか合う女性はいないしね。」



「大きい人なりの悩み…ですか。」

幸大が言う


「ところで、俺は今夜、少し出かける。

陸春華の部下がいる場所があるらしい。


あずさには秘密にしたいが…私の住み処にいるあずさが襲われないとも限らない。


今日は泊まってあずさを守ってやってほしい。」


「あずさと一緒に住んでるんですか?」


「あずさは5年前に両親がヤクザに売ったんだ。

俺は偶然にも、そのヤクザと肩がぶつかって治療費を払えという脅しを拒否したら事務所につれてこられてな…


本当は逆に治療費をもらおうと言う魂胆でついていったんだが…売り飛ばされて泣いてるあずさが居たんでな…ヤクザを事務所ごと壊して治療費を貰いつつあずさを引き取った。」


シンジが言う




「いい話なんだか…微妙なところですね。」

幸大が言う