ロビー

「良かったわね。

あれから敵も数人しか居なくて。」

シェリーが言う

「まぁな。

打てる手は打っといた。


が、ここは強行突破かな…」


ザッ!

カチャッ…


銃を持った男たちが幸大、ツバメ、シェリーを囲む

「大人しく捕まれ!」


「断る。」

「遊びじゃねぇんだぞ?」

「知ってるよ。

やれ!」


ボンッ!


周囲が白煙に包まれた


「一体何…がふっ!?」


煙が消えると周囲を囲んでいた男たちが倒れていた


「ヒバリ‼

途中から見当たらないと思ったらどこにいたのよ‼」

倒れていた男たちの側に立つヒバリに向かいツバメが言う



「残念だけど、本物のヒバリさんは最初から来てないよ?


今ごろはご両親を監禁中。」

ヒバリ?が言う


「そう言えば、式場にはお父さんもお母さんも居なかった…


あなたは、誰なの?」

「あんた、もしかして…」

シェリーが言う


バリッ…

マスクを剥がすとそこに現れたのはあかねだった


「はじめまして。

小鷹の恋人の服部、あかねです!」



「な!?

幸ちゃん!?

恋人ってどういうことかな!?」


ツバメが言う

「あんたね…私にくらい話しときなさいよ‼」

シェリーが言う