「あの数をもう倒したの?」

優希が言う

「さっさと鍵を渡してもらおうか?」


なずなが言う



「もう必要ないんじゃないか?」


ドサッ!!


永塚がボロボロになった幸大をなずなの前に投げた


「幸大!?」

なずなが言う


「酷いケガね…」

すみれが言う

「……。

なずな、すみれ…ケガはないか?」

幸大が言う


「バカじゃないの!?

あんたは自分を心配しなさいよ!!」

すみれが言う


「幸大…少し休んでいてくれ。



彼女の鍵をすぐにもらってくる。」

なずなが言う


「私が簡単に負けるわけがないでしょ?」

優希が言う


「すみれ!!」

「はい!!」


なずなとすみれが優希に向かって走る


「「武神流秘技!!」」

二人が構える


「「妃双槌!!」」


ドンッ!!

ハンマーの幻影がなずなとすみれの攻撃にあわせて優希を殴る



「「妃龍槍!!」」


ゴォッ!!

龍を纏った槍の幻影が優希を貫いた


「な…何なのよ…」

優希が言う



「これで…」「終わりよ!!」


「「武神流秘技…妃剣!」」


ダンッ!!


優希の服は一刃により切り裂かれ優希自身は吹き飛んでいた