その頃 時同じく



「こんなところで油を売ってる暇はないのよ!!」

すみれが言う


「弱くとも数が多ければ時間が取られるか…」


なずなが言う


「仕方なくない?

か弱い女子に2対1で勝負とか過酷すぎるし。」

優希が言う


「そんなんでよく幹部になれたわね?」

すみれが言う

「男子なんてミニスカで蹴り技使えば気を取られてイチコロでしょ?

たかがパンツが見えたくらいで弱くなるとかマジ笑える!」


優希が言う

「幸大が相手なら間違いなく負けていたな…」

なずなが言う


「あなたたち二人もスカートで蹴ったりして大丈夫なの?


助けにきた彼以外の人にパンツを見られちゃ…」


ヒュンッ!!

「キャッ!?」


なずなの蹴りが優希を掠めた


「私の蹴りは下着を見る暇を与えない。

わかったか?」

なずなが言う


「くっ!

さっさとこの二人を取り抑えなさい!!」


優希が言う


「あら…誰に言ってるの?」

すみれが言う


そこには倒れる多くの不良たち