「龍舞艶武…」

ジニーが構える


「ドラゴン・ワルツ!!」


ヒュッ!!


ジニーが踏み出す


「喰らえ!」

相楽が警棒を突き出す


ふわっ…

ジニーが受け流す

「ハァッ!!」


ガンッ!!


シェリーが相楽の手首を蹴りあげて警棒を跳ね上げた

「クソッ!!」

相楽が下がりながら催涙スプレーを構えた


「エイッ!!」


ドンッ!!


「げふっ!?」

ジニーの拳が相楽の腹部を撃つ


「フッ!!」


スパァンッ!!

シェリーが踵落としを相楽の手首に当てて催涙スプレーを落とす


「御返しよ!!」

プシューッ!!


相楽のサングラス越しにシェリーが催涙スプレーをかける

「グッ!?」

相楽が目を覆う


「ジニー!!」「シェリー!!」


互いに名前を呼び会う

「「ドラゴン・ロンド!!」」



ドォッ!!


二人の蹴りが腹部を強く抉る


「がぁ…ぐ…」


相楽が膝をついて悶える


「うぁぁぁぁぁぁ!!」


相楽が胸ポケットから普通のスタンガンを取り出してシェリーに襲いかかる

「私はあんたを相手が気絶してたって…油断はしないわよ!!」


シェリーが振り返り様に手を伸ばす


パシィッ!!

先ほどシェリーが蹴りあげた相楽の警棒が落下してくるのをキャッチした


バチチチチチチチチチチッ!!


振り向くと同時に相楽の首にスタンガン警棒を強く長く押し当てた


「…。」

ドサッ…

相楽が倒れた



「鍵をさっさと幸大に届けるわよ!!」

シェリーが言う


「ぶ〜。

シェリーだけかっこよく決めてる!

ずるいよ!!」

ジニーが文句を言う