登校する時間が優摩と同じで 
いつのまにか、優摩と登校するのが
日課になっていた。

小学校のころは、男友達としか
見てなかった優摩。

なぜか、優摩と一緒に歩いていると
嬉しくてドキドキするようになっていた。



「希羅って好きな人いないの!?」

いきなり愛羅が聞いてきた。
難問にビックリする私。
好きな人…なのかな!?


「何にやけてるの~いるなら教えてよ。」

えっ!にやけてた!?
瑠羽に言われて真顔にする。


まぁ、この2人なら
信用できるからいいか。

「ちょっと気になっている人ならいるー」

「「誰誰!?」」
 

声を合わせて
聞いてくる2人。

「優…」

「聞こえない!」

「えっとだから…優摩!!」

答えた瞬間
沈黙した。何か悪い事いった?