夏休みが明けて、私は1人の男の子に呼び出された。隣のクラスでとても人気者都築清弥くん。




どうしてこんなすごい人が私を呼び出すのかな?そう思っていたら突然、私は彼に告白されたんだ。




「槇原さん、ずっと好きだったんだ。オレと付き合ってくれないかな?」




色素の薄い髪、二重まぶたの優しい瞳、誰からも好かれる素敵な人が私を好き?



それでも、即答はできなかった。


私はまだ佐藤くんが好きだったから。




「・・・友達からでもいいですか?」