もう、美穂だけを大事にしよう。
俺の彼女は美穂なんだ。


だから彼女のことは避ける。



目も合わせない。
美穂だけを好きになるんだ。




「あつ、お待たせ。今日はあつから呼んでくれて嬉しい」




そう、この子が俺の彼女なんだから。