ずっと好きで去年はただ通りすがるときに見つめることしかできなかったけど
よく目が合ってた。


もしかして佐藤くんも私のこと
覚えてくれてるのかな?




そう、思ったけど引っ込み思案な私は声をかけることもできなかった。


そして神様は私にチャンスをくれたんだ。




佐藤くんと同じクラスになれた。


一日に一回は話しかけたいと思って朝の挨拶を毎日するようになった。


佐藤くんは少しだけ無愛想だし、素っ気ないけどいつも挨拶だけは返してくれたんだ。