***夏月日向***

突然背中に衝撃がきた。

驚いて後ろを見ると

小さくて黒髪の長い女の子がいた

「いった~」

と言って腰を擦っている

あ、俺こいつ知ってる

神野心葉だ。俺の二つ後ろの席の人だ。

思わず「大丈夫」と言って手を差し伸べた。

近くで見ると案外可愛いな

彼女は顔を少し赤らめて「すみません」と言った

やべ、こいつめちゃくちゃかわいいんですけど・・・

そう思いつつもその場を立ち去ろうとすると

「あの!・・・」