「今日はどこ行く?」


「・・・里奈の家行きたい」



久しぶりのデート。


恭介くんの言葉に私は驚いた。
だけど、嬉しかった。



私は一人暮らしで、家には誰もいない。

その事をきっと恭介くんは分かって言ってくれたから。




私の事を求めてくれているんだと分かった。

だから私は笑顔で答えた。



「いいわよ」






そして、

私たちは初めて結ばれた。




「恭介くんの・・・すっごくおっきい」


恭介くんの初めてを私がもらう。

何もかも初めてだった恭介くんは、少し顔を赤らめながら何度も私でイってくれた。



不器用ながら
私の事も頑張って気持ちよくしてくれた。





「気持ちいいわよ・・・恭介・・・」






好きな人に抱かれる事がこんなにも幸せなんだと私は感じた。


・・・この行為が全てを壊していくきっかけになるとも知らずに。