目の前にいるのは1年の女。


茶色の髪の毛でくりくりの大きい目。なぜか俺はこんなことを言っていた。


「俺と付き合えよ。」


当たり前のように目の前の女はびっくりしている。


こいつを俺のものにしたい、なぜかそう思った。


「昼休み。屋上にこい。お前に拒否権はないからな?」


通りすがりに女の耳元でそう言った。


俺はそのまま教室に戻った。


「翔ー!」


「あ?悠斗か。」


顔が整っていて、茶髪の髪の毛、見た目は爽やかイケメン。だけど、短気で女タラシ。

そんな悠斗は中学からの親友。」


「今日も翔は怖いねー。冷たいオーラただよってるよ?」


にこにこしながらそんなことを言ってる悠斗にはほんとにあきれる。


「そんなことねぇーよ?」


ははっ。なにが冷たいオーラだよ。


「まぁいいや!」


いいタイミングでチャイムがなった。


俺は授業をさぼるために屋上に向かった。