「さぁ…
ここまで証拠が揃ってる訳だけどまだ言い訳するか?
この証拠を学校に出したら…
お前らどうなるんだろうな?」
佐伯が芹澤とその取り巻きに告げる。
黙りこくる芹澤達。
そんな奴らを差し置いて、佐伯は続けた。
「これからシイに謝ってそれから何も関わらないか…
それともこの証拠を学校に提出して、それ相応の罰を受けるか…
お前らに選ばせてやるよ」
今までに見たことのない、すっごく怖い佐伯。
黒いオーラが佐伯を包んでるみたい。
「俺の大切なものを傷付けたんだ…
こんなので許してやるんだからありがたいと思え…!」
芹澤達、佐伯に怯えてますよ。
でも私でもビビるくらい、かなりの気迫。
でもそれは、どれだけ佐伯がシイを大切にしてるのかを裏付けするもので。