自分を「リカ」と呼んでいる女、
芹澤梨花子。


こいつもシイと佐伯と幼なじみらしい。



転校してきて突然、
「佐伯を好き」
とか言ったりとかしてるけど、

シイをいじめてる主犯。


学校や佐伯の前では、
気分が悪くなるくらいの猫なで声なのに、
今なんか全然声のトーンは低くて、
聞いてて心地いいくらい。



《まぁ、そろそろ別れるでしょ〜。
昔からシイはあーゆーのに弱いやつだし。
リカが徹君に色目使わなくてすむわー》


《《《アハハハハハ》》》




でも発言の内容は最悪。


隣にいる佐伯なんか、怒りでか、
身動き1つしない。



《じゃー今日は何する??》


《黒板に書くか!
荻原詩依はビッチとか??》


《《アハハハ!》いーねー!》


《とりあえず書こ!》