ッギュ



冬馬が私を抱きしめる。





冬馬の体温が伝わってくる、いつもより一層暖かい・・・そしてこれだけの出来事で愛しさを感じる。






「別れよう。」










「うん、じゃぁ私帰るね。」






冬馬の腕を強引にほどいてその場から離れた。





私は冬馬の顔を見ることなくその場を離れた。