『私、篠崎凛です。よろしく。』
シーン・・・
まぁ、こんなもんだろうね。

この私の住んでる市内近辺で
私に気安く話しかける奴はそんないない。

性格のせいもある。

だけど...



ガラッ
「さ-せん。遅れた。」
茶髪。たくさんのピアス。長身。
そんな男が教室に入ってきた。