女の子、沢山いすぎて、近付けないよ…


誰かにぐいっと力強く手を引っ張られる。

「きゃっ!」

「こいつが、俺の彼女。」

へっ??

私の手を引っ張ったのは、神崎くん。

そして堂々と私を彼女だと紹介する。


「うそ、なんでこんな子!」

ファンの子がそう言う。

ですよねー、よりによってこんな可愛くもない私だもんね。