「でも、ニセ彼女とはいえど、あんなかっこいい人の彼女なんていいな〜!」

えみは、目を輝かせている。

「性格絶対悪いよ。」

「でもさ〜?本当に好きになっちゃうなんてこと、あるんじゃない?」

えみは、完全に楽しんでいる。


「ない!それだけは絶対ない!」