ある夜、私たちの敷地に何かが入ったと言う。
私は起きて、庭に出た。そしたら、
「た・助けてくれぇ!」
と言う声が聞こえた。
「どうする?凛」
話しかけてきたのは私の相棒の、海戸。
海戸は私の相棒として守ってくれたり、私が戦うときの『剣』となってくれる。
自分でも剣は持ってる。でも、強い相手の場合二刀流じゃないと勝てない。
だから、私が持ってる剣じゃ勝てないときは、海戸が剣になってくれる。
「敷地に入ってきて、それに助けてなんて騒いでるんだから…」
「だから?」
「人間かもしれないけどうるさいから助けに行く」
「さすが凛だな!」
「何が?」
「何でもねーけど!でも早く助けねーとだぜ」
「そうだな。」
と言って私は、
手のひらから剣を出した。
それを合図に、茶色の髪が銀色に変化したり、私の目が茶色から右目は黄色、そして左目は青に変化する。
「行こう。海戸。」
「おう!」