案の定育斗はすでに終わっていたみたいでコーヒーを飲みながら待ってくれていた。
育「終わったのか?」
「うん。」
育「んじゃ帰るか。
…本番よろしくお願いします。」
店員「素敵な式になるよう全力でサポートさせていただきます。」
2人で手を繋ぎながら店から出た。
本当に結婚するんだよな…
……でもやっぱり実感がない。
「育斗…」
育「ん?」
「結婚しても私達変わらないよね?」
育「当たり前。
しいて言うなら若葉のみよじが変わるくらいじゃね?」
「だよね!!」
それから何気ない話をしながら家に向かって歩いた。
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