「安田…絶対許さない―。」

お母さんは呟いていた。


「行って来るね。」


「本当に行ける?」


「大丈夫!行ってきまぁす!」

アタシは急いだ。


ガラッ



「安田…ちょっと…」

「な、」「あ、あれって?」


安田が言いかけたところで誰かが叫んだ。



何事?



窓の外を見ると




おどろくべき景色が見えた。