隼人には、もう新しい彼女がいる。

19歳でフラレた。

でも、今日は彼に再会する。

2年ぶり。これまで支えてくれたみんなごめんね。

隼人が私の体目当てでもいいの。

何度だって抱かれて、夜の時間を奪って、彼女から1分でも奪ってやる。

「泊まっていこう」隼人が言う。

バカな男ね。そんなあなたを愛してる私は、大バカだね。

でも、抱き締められると、ほっとして、切なくて、全てを失ってもいいとさえ感じるんだ。