「…は?記念日?」



二人きりの帰り道、私の横で隼斗は驚いた。



「そ、記念日。今日、付き合って1カ月だよ」



「まじ?もうそんな経った?」



そんな声に大きく頷いて。



ホントあっという間だな。



ケンカもなく、平和な1カ月だった。