その瞬間、聞こえたのは咳き込む声。



「ゴホッ。ゲホッ。……ふぅ。いきなりなんだよ!?」



「あー!図星ぃ?」



「ちげーよ!はよ唐揚げよこせっ」



「はははっ」



ぶぅぅとふくれた隼斗が可愛くてしかたなかった。