『来夢って結構ここに長くいんの?』

「てめぇ馴れ馴れしいぞ!敬語を使え!」

『なんであんたに敬語使わなきゃいけないの?』

自分でゆうのもなんだけど
私は喧嘩が強い。
綺羅より強い

「クソガキが!てめぇより年上に決まってんだろ!俺は20だ!」

『フッ…19じゃボケ‼一つしか変わんねぇよ‼』

「黙れガキ」

『黙れナルシスト』

「ナルシストじゃねぇよ!チビ!」

私達は立ち上がり
鼻の先が近い距離まで
近づいた。

確かに来夢は
背が高い。

私とはたぶん20㎝以上は
差があると思う。

だけど、私は強いんだ‼笑

『来夢のその身長、無駄に高いだけだろ!』

「チビよりましだ」

私はカチンときたので

ドカンッ!

軽く背負い投げをした。

「いってぇ!おぃコラ、チビ‼」

私は走って逃げた。

へっ…逃げるが勝ちさ‼笑

私はさっき見かけたコテージに来た。

『気持ちいいー!』

「フッ…」

え?
今、笑い声が聞こえた。

辺りを見回すと
ベンチに腰掛けている人を
見つけた。

ドクンッ

男の人は立ち上がり
私の所まで来た。

「君が新入り…?」

『はぃ』

「俺は萩野 欐汰 (はぎの りた)22だょ」

『暁月 綺羅っす…19です』

「よろしくねー♪綺羅は小さくて可愛いなっ笑」

『可愛いはやめて下さいょー笑』

「ごめんごめん♪笑 相部屋は来夢?」

『そぅなんですょー』

「おぃ‼チビ‼」

「噂をすれば…」

怒った顔で来夢登場。

『うるさいなぁ』

「てめぇ人を背負い投げしといてよくそんな口聞けるなぁ?」

「来夢を背負い投げしたの?笑」