「おい?さくら?聞いてるか?」

ハッとあたしは我にかえった。

「え?なに?聞いてなかった、」

「お前なあ!!笑
少しでいいからボールに触って
みないか??」

「いいよ、あたしは。」

あたしはそう言って外をみた。
花がたくさんさいていた。

ぐいっ、

「え、!?、ちょっとなに、」
「いいから、外なんか見てないで
体動かした方が気持ちいいって!」

木崎はあたしの腕をつかんで
強引にコートにつれていった。