ゆきちゃんは少し不思議そうな
顔をしていたが、

「あぁ~!!」

と何かを思い出したように言った。

「昨日のサイフの人って、

「そう、この先生のこと。」

「あ~、だから知ってるのね!
なんだなんだ!笑」

ゆきちゃんは安心したように
笑っていた。

「で?お前らどうすんの?入部決定?」

「・・・・、」
「はい、もちろん!」

あたしの代わりにゆきちゃんが
即答で返事した。