「ありがとぉ~」

あたしはすっごく嬉しくて、
嬉し涙が止まらなかった。


「おいさくらー、泣くなよ、笑」
「だって、だって。ゆうまがぁ、」
「やっと呼んだな、ゆうまって。」

「ふぇ、ゆうまあぁぁあ!」

あたしは先生に抱きついた。

先生は、あたしを抱きしめながら
話し始めた。

「俺、たぶんこれから先
さくらに寂しい思いさせると思う。
辛い思いも嫌な思いもさせるかも
しれない。
でも、俺さくらが好きだ。
生徒と先生が恋愛なんて
いけないことだってわかってる。
でも俺はさくらとずっと一緒にいたい
んだ。さくらを守りたい。
さくらを傷つけないという
保証はできないけど、
でもたくさんの愛をお前にやる。
だから、、、だから
「あたしは佑磨のこと好きだから。
どんなことがあっても
我慢するよ。大丈夫だよ。
だから、あたしの側にいて?
ずっとあたしだけの佑磨でいて?」