その時あたしのもうかたっぽの手を
誰かが掴んだ。


「お前、俺の女になにしてんの?」


「あ、、」

そこにいたのは佑磨先生。

「手放せよ。きたねーんだよ。」

先生がめちゃくちゃ怒ってる。

相手の男は先生の迫力に負けて
すぐにどこかに逃げて行った。

そりゃ、もともとヤンキーみたいな
顔をしている先生に睨まれたりしたら
逃げるのも無理はない。