それからたくさんの出店を
見て歩いた。

もちろんその間中、
ずっと手を繋いでいた。




「よし、ちょっと座るか~?」


「うん!あたしもう疲れたよ~」

「あぁ、わりいな!!
俺祭りとか大好きでさ!!
ついはしゃいじまうんだよな!」

「いいよ、先生可愛かったし、許す!」

「なんじゃそりゃ。笑
俺ジュース買ってくるから!」

「うん!あたしりんご!!」

「おっけ、待っとけよ。」

そう言って先生は走って行った。