「ふっ」

「ふはははははははははははははははははは」




彼女の不気味な笑い声が
教室を支配した。




「あーーーまじ笑えるよねーー殺しちゃった殺しちゃったーーっ」





「なっ…お前、どうしたん…」

「ねぇ。嫌いだったんでしょ!!ねぇ!!!!」



「いや、、それはそうだけ…ど…」

「だぁかぁらぁ、
殺してあげたーー皆の為!!私がやったの!ふっははは」




また笑い声が教室中を包んだ。







パチパチ


パチパチパチパチ



えっ、拍手…

突然の拍手だった。



「おい橘!よくやったな!!!」



拍手と笑顔に埋もれた俺達2人。








「なぁ、壮太、悠也、」


「人殺すなんて普通なんだぜ?」