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こんなの本当にカフェでいるの?って思わずにはいられない物が多く入った買い物袋を手に提げ、あたし達は学校に向かう。
―ガサガサ―
隣で萌が買い物袋の中をあさってる。
「萌、何s『はいっ、とぉ!』」
萌の不思議な掛け声?と一緒に袋から取り出されたポカリを手渡された。
「?」
なんでポカリを渡されたのかわからなくて萌の顔を見る。
「リィチィ、ごめんねぇ」
「はい?」
萌はさっきから何がしたいんだろう?
「だってぇ、リィチィ夏バテしてるでしょぉ?すごいイライラしてるしぃ、ダルそうだしぃ。それなのに買出しの係り勝手になちゃって悪かったなぁっておもってさぁ。だから水分補給のためのポカリ奢ってあげよぉ!!これで夏バテなんかに負けたら怒るからねぇ!!(笑)」
「うん、萌ありがと」