『…いないみたいなので、宮里さんの意見で決定でいいですか?』

「なんだよ、オリジナリティーねぇな」

『っ先生!!』

皆が一斉に声のした方を見る。

と、そこには呆れ顔の悠斗が立ってる。

「向こうの衣装の方はすげぇのに、肝心のカフェのメニューの方がこれじゃあな」

『じゃあ、どうしたらいいんですかぁ?』

『センセェ、教えてぇ!!』

皆が悠斗の方に集まっていく。

でも悠斗は…。

「そんなのお前らが考えることだろ。まっ、頑張れ」

そう言って、ここから立ち去って行った。