海の家に行けばそこには百合恵と悠斗がいた。

「あぁ!ユリだぁ!!何処行ってたのぉ?」

ワクワクした様子の萌が百合恵に駆け寄ってきく。

「ん?近くのコンビニだよ。アイス買って来た、皆の分も一緒に」

別に、海の家とか浜の方でも売ってるのに。

なんでわざわざコンビニまで行くの?

それに普通あたし達に一言ぐらい声かけるべきでしょ。

「―ナ!リナ!」

「あっ、ごめん」

百合恵に名前を呼ばれてハッと我に返る。

だいぶ余計なことを考えいたんだなぁなんて思う。

「リナってば自分の世界に入り込み過ぎ(笑)で、どのアイスがいい?」

「うーん、このアイスがいいかも」