「じゃあこのまま海の家にでも行くか。リナがこんな状態だと探険は無理だし。百合恵達ももう戻って来てるかもしれねぇし」

「うん。ごめんね」

「謝んなって。てか謝んの俺の方だから。こんな危ないことさせたの俺等なわけだし」

「でも、それはあたしn『ハイハイ。怪我人はもう黙って、これ以上怪我酷くならないように注意して歩く。』…うん」

それからあたしは黙って歩いた。

心の中で『ごめんね』と『ありがとう』を言いながら…―