総「そっか…良かったね。でも、無理はしちゃ駄目だよ?」



薫「うん!僕、強くなってお母さんやお父さん達を守れるくらいになるんだ!」




眩しいくらいに笑う薫に総夜は心を痛めた




総(この子達は自分の血を受け継いている。もし、自分が死んだ後生きていけるだろうか?…それとも、自分達と同じ過ちをしてしまうのだろうか?)




やはり不安になってしまう



薫「お母さん?」



総「な、なに?」



薫「僕、お母さんとお父さんの子でよかった」



総「!」



椿「あー、ずるい!お母さん、私もだよ!」