斎(あぁ…やっぱり愛おしい。離したくないほどに…)




と、思っている斎藤の傍で凛は



凛(俺、なんか途中から空気のような気がしてならない…これはこれで悲しいようなそうでも無いような…)




やっぱり、存在を忘れられている凛だが二人を見る目は、微笑ましそうだった




三人はそのまま新しい住処…屯所へと仲睦まじく帰っていたのだった




凛(いつになったら…気付いてくれるのだろうか?)




屯所に着くまで、凛の存在は忘れられていたらしい