次の日の朝、三人は皆に別れを告げ屯所を後にした



特に近藤は号泣し別れを惜しんでこう言った




『此処は君達の第二の故郷だということを忘れないでくれ』





と…




これに総夜は泣いた。自分はなんて恵まれているのだろう、自分はなんて幸せなのだろうと




総「一、本当に良かったの?」




斎「あぁ、話し合って納得してくれたしな」




総「俺が聞きたいのは、後悔をしていないか…だよ」




斎「後悔?」



総「…うん」


斎「…」



微かに震える総夜の手を優しく握る



総「?」