こうしている間に時間が過ぎてゆく…




こうしている間に、総夜が消えてしまうのではないかと…そんな事さえ考えてしまう。




近「トシ?」




土「斎藤には悪いが…」




斎「?」



副長は顔を暗くしながら



土「斎藤、もしかするとその夢…正夢かも知れないぞ」




斎「‼」




近「トシ!」




副長の言葉に頭を打たれたような感覚に陥り頭の中が真っ白になってしまった




斎「…そ、それは…本当です…か?」