これは、自分に対する怒りだ…





大切で、愛してる人が自分を頼ってくれず他の人に頼られるのが、嫌で…




何も出来ない、やる事が出来ない自分自身に怒りを覚えたのだ…





土「斎藤…何故そんなに焦る」





斎「…」





副長の言葉に浮かび上がるのは今朝見た夢だった。





斎「実は…」






俺は夢の内容を話した。





副長達に話せばきっと、何か知っているはずだと思い、総夜が居なくなってしまう夢…





大切な何かを守る為に死んで逝ってしまうそんな夢を…






近「そんな事が…」





斎「…」