メガネくんはニヤリと笑った。




「そのうちまた会ったら理解してるさ」




彼はそう言って私の前から消えてなくなった。





彼は砂になって消えた。







しかし私はみた。







黒い煙がメガネと共に、空に登って行ったのを。




しっかりとこの目でみたんだ。