やっぱり。




「ありがとうございます。」





私は先生にお礼を言って、

教室を走りでた。



彼は人間じゃあないんだ。

私はそう思った。




同時にじゃあ私はなぜ彼の名前がわかったの?



という疑問が頭の中に蘇ってきた。