だれもいない廊下で


わたしのなきごえだけが響いていた。






たっちゃんは優しく見つめてくれた。

優しく笑ってくれた。

ただそこで、笑っていてくれた。




私はずっとずっと涙が枯れるまで




泣き続けた。