夏「どんな人がクラスメイトかなー?
てかこの学校に同じ中学だった人いんの?」
亜「どうだろ。確か市橋とか萌奈とか一 緒な気がしたんだけど...?
てかクラス表見たら早いぢゃん。」
夏「確かに、そうだわw」
まず、あたし達はクラスメイトから見ることにした。
1~10の番号を見ていると...
信じられない人の名前が。
―――佐野 遥斗(さの はると)。
え?
遥斗...?
亜「ねぇ夏希。
遥斗の名前がある。」
夏「はぁ?あるわけな...
え?なんであんの?」
きっと気のせい。
あれは同姓同名なだけ。
遥斗とはもう会えるはずないんだから。
自分にそう言い聞かせた。