夕方と朝の見分けが、若干つきにくくなってきた。


昼寝をしていたのかどうなのか、退屈のあまり寝てしまい、次に起きた時の時間感覚に脱力してしまった。

足がヒリヒリ痛み、筋肉痛で腕や足が重い。何が何だか分からなくなりそうだ。


しかし、硝子の戸の向こうから歩いてきた黒い影を見て「今は夜なのか」と納得した。

鶴来さんだ。また、音をたてて扉が開いた。