事故の痣が治ったと思ったら、逃げ出した日に裸足で走ったせいで怪我をした足裏が痛む。


お陰で、次に逃げ出す気力が出る日までに何か、レイプとかでもされそうだ。

しかも、今度は怪我の手当て一切無しだった。所謂、放置。


小さな窓から外を見ると、相変わらずの中庭が小さく見える。塀を見て、彼処から逃げ出したのだとじんわり感じた。

逃げ出した日から、2日くらい経ったこの日。